こんにちは!
最近、インスタのアカウントを何者かに乗っ取られたジンベイです(-_-)
さらに父が還付金詐欺にあってしまうという、、、
自分だけは大丈夫、との甘い考えは通用しない世の中だと、つくづく感じる今日この頃です。
文章力に自信がない、、、を解決するために
- SNSに書く文章の内容に自信がもてない
- メールやラインで意図がうまく伝わらない
- 結果のでるセールスレターが書けない
ネット社会になり実際に文字を紙に書く機会は激減したとはいえ、メール・ライン・SNSの普及で以前より個人が文章を書く機会は増えました。
文章力がないとそれだけ仕事でもプライベートでも困ることになります。私も全く自信がなくうまく書けませんでした。
今回はそんな悩みを解決する『相手を思いどおりに動かす』文章の書き方について。
メンタリストとしてテレビで活躍後、現在YouTubeなどでも人気のDaiGoさんの著書、
『人を操る禁断の文章術』
を参考に、文章力に超重要な3つの原則のご紹介と、その元になるマインドセットについて考えてみたいと思います。
思いどおりに動かす、なんていうと詐欺的なニオイがしてしまいますが、もちろんそうではなく、
文章の持つ力を使い、言葉に反応させ、想像させ、相手に良い行動を起こしてもらう方法です。
文章力向上のカギ、『書かない』3原則とは?
原則とは、ある物事をするうえで必ず守らなければならない根本的な決まりごと。
DaiGoさんがいう、人を操る文章の原則は
- あれこれ書かない
- きれいに書かない
- 自分で書かない
著書のなかでは様々な文章テクニックが紹介されていますが、この3つの原則が相手の心を動かし行動させる土台だと説明しています。
①あれこれ書かない
1つ目は『あれもこれもと書きすぎない』。
あえて短い文章で相手の想像力を利用し、行動にみちびくための原則。
人は受けとった情報が足りないと、その人の記憶をもとに想像や予測で判断する習性があり、その人にとって好ましい方向へ想像力を働かせやすい。
読み手の想像力を利用するために、文章はあれもこれもと書かずにある程度の『隙』や『余白』を残し、ポイントだけをおさえて書き手のねらいをボヤけさせないこと。
そのために相手へのメッセージを1つに絞り込む『ワンメッセージ・ワンアウトカム』の考え方で、説明しすぎない文章を書くことが大切。
【例】
小学生に『国債』について説明するとき『国債とは、国の借金のことです』と簡素に説明する。
厳密には国債は買ったり売ったり商品のように流通しているため、上記の説明では正確ではないが、そんな違いをあれこれ細かく説明しても小学生には伝わらない。
あえて文章を短くすることで、読み手の想像力を借りる。『伝わる文章』より『したくなる文章』を書こう。
②きれいに書かない
2つ目は『きれいな文章を書こうとしない』。
端的には『感情を揺さぶるように書け』ということ。
国語の教科書ばりに正確な文章では、するするとストレスなく読めても、感情を揺さぶることはできない(きれいな文章=表面的な文章)。
小綺麗な文章ではなく、書くべきなのは個人的な思いや背景が盛り込まれた文章。
きれいな文章を書こうとしてしまうと、自分の感情をおさえてしまい、それは相手に伝わり相手の感情をもおさえてつけてしまう。
人は『論理』ではなく『感情』で動くので、
相手の感情をおさえないようにするには、
『話しかけるように書くこと』。
【例】
レンタルビデオ店でつい借りてしまいそうなのは?
①『恋に迷っているときに観たい映画』
②『ねぇ私のこと本当に好き?と彼に聞く前に
この映画を観てください』
惹かれる文章は、②。
それは読み手の感情に響くキーワード、『ねぇ私のこと本当に好き?』により、場面とそこにいる人の表情が浮かぶから。
きれいな文章では人を動かせない。読み手の感情と想像力を刺激しよう。人を動かすのは、論理ではなく感情。
③自分で書かない
最後は『自分が書きたいことを書かない』。
実際に行動を起こしてもらうのは相手。書いたら読んでくれる、説明したら納得してくれる、買ってくれるというほど甘くはない。
刺さる言葉はあなたの中にではなく、相手の心のなかにある。
だからこそ、読み手の心を読む(マインドリーディング)が重要となる。読み手はどんな人か十分に調べること。
【例】
30代前半の男性に向けたセールスレターを書くなら
彼らのライフスタイルは?
会社でのストレス度合は?
入社〇年目なら何に関心があるだろう?どんな変化が?
これら様々な要素を組み合わせ、相手の心を読み解き、刺さる言葉を見つけ出す。
マインドリーディングをして、相手が読みたい内容や言葉を選び、文章を書こう。
書かない3原則をジャマするのは『他人軸マインド』?
以上、本書にはこの3原則を文章力の土台とし、それを元にした具体的なテクニック
『人を動かす7つのトリガー』
・興味 ・ホンネとタテマエ ・悩み
・損と得 ・みんな一緒 ・認められたい
・あなただけの
『5つのテクニック』
・書き出しはポジティブに ・何度も繰り返す
・話しかけるように書く ・追伸をつける
・上げて下げてまた上げる
以上が紹介されています。
実践できれば確実に文章力を向上させることができるはず!
しかし、なかには根本的にこの3原則の実践に苦労する人もいるのでは?と、勝手に思ってます。
というのも、私ジンベイ自身がこの3原則の実践に苦労したからなんです(-_-;)
特に、どうしても
『あれこれ書いてしまう』
『きれいに書きたくなる』
という状態からなかなか抜け出せませんでした。
これは他人にどう思われるかを過剰に気にして『他人軸マインド』になっていたからだ、と分析しています。
そもそも日本人って、ルール通りに、間違いがないように、漏れのないように、失礼のないように、などとマジメに考えがちですよね。
良い悪いではないけど、これが行き過ぎ『相手にどう思われるか?』が過剰に気にしてしまう人も結構いるんじゃないか?と思ってます。
(コロナ禍で、海外ではとっくに終わったマスクの着用を、日本人だけがずっと続けていたことでもよく分かる。これには『同調バイアス(まわりに合わせて嫌われないようにするためのバイアス)』と、相手の顔色を過剰にうかがうマインドが関係していると思う)
『人を動かす文章を書くためには、相手の心に寄り添うことがもっとも大切だ』と本書では繰り返し説明されていますが、
その前に、相手にどう思われるか?が過剰に気になっている状態では、文章力の3原則がうまく実践できないと思う。
だから他人軸マインドからの脱却はとても大切!
書き手も自分軸をしっかり持てるよう、メンタルトレーニングなどで心の状態を整えておくことが必要不可欠だと、強く思いました。
『自分軸』と『書かない3原則』をしっかりものにして、人を操る文章を書いていきたいですね!