こんにちは!
オリンピックに引き続きパラリンピックの熱い戦いに熱中症寸前のジンベイです。
みなさんはパラリンピックを観てどんなことを感じましたか??
力の出し惜しみ、してませんか?
- 自分に大した能力はない
- 他人の目が気になって、行動できない
- 自分の意見が言えず、他人に合わせる
このように、自らの能力を発揮できず行動を抑え、日々悶々と過ごされている方も多いかもしれません。
それは、先の見えない不安だったり、自己肯定感の低さだったり。
しかし、一度きりの人生、自分の力を十分出せないまま終えるのはもったいないですよね?
今回は、持っている能力を存分に発揮するパラアスリートを観てあらためて感じた、
『自分の能力を100%発揮する』
ために大切な3つの思考法について書きたいと思います。
能力を発揮する3つの思考法
①下方比較
下方比較とは、自分より大変な境遇の方を想い、自分を奮いたたせる考え方。
パラリンピックを観てると、
『脚が動かなくてもあんなことができるんだ!!』
『目が見えないのになんであんなことが出来るの!?』
などと驚かされるシーンが多いですが、
自分をふり返り、健康な脚や目がある自分はもっとがんばれるはずだ、と感じる方も多いのではないでしょうか?
以前、下半身不随の方がインタビューに対し
『脚はなくても、私には目も耳も腕もある。難病をかかえ、スポーツができない方に比べたらなんでもない。』
と答えておられました。
これもまさに下方比較。
自分はすでに多くのものを持っている。
だから何でも出来るはずだ。
こんな風に思えてきますよね。
本当に自分には力がないのか?
上ばかりみて、勝手に自虐的になってないか?
と、アスリートたちのプレーを観て私も改めて考えさせられます。
(ただし、下方比較はあくまで自分を奮いたたせるもので、安心して行動しないことではありません)
いま一度、自分に足りないものではなく、すでに持っている多くのものを思いだしてみましょう。
②成長思考
心理学者『キャロル・ドゥエック』氏は、
才能・知能・性格は一生変わらないとの思い込みを『固定思考』、
才能・知能・性格はいくらでも変えられるとの思い込みを『成長思考』
と呼びました。
成長思考で生きることができれば、
『才能がない人でも才能を伸ばせる』
『IQが低い人も知能が伸びる』
『性格が暗くても明るい性格に変われる』
と主張されています。
そして、これを実践で証明した伝説の人物がいます⬇️
『黒い真珠、ウィルマ・ルドルフ』
スラム街の貧しい家庭で22人兄弟の20番目、体重2kgの未熟児で生まれ、4歳の時に猩紅熱と肺炎の合併症にかかり、左足の小児麻痺で歩けなくなったウィルマ。
医師の教えで続けた家族による毎日のマッサージにより、8歳で補助具での歩行、12歳でようやく病気は完治。
そこから『私なら出来る』との思い込みでスポーツ選手になる決意したウィルマ。
16歳でメルボルンオリンピックで銅メダルをとると、数々の記録を打ちたて、
とうとう1960年ローマオリンピックで金メダル。
翌年には世界新記録を樹立した。
(Wikipediaより)
こんな人もいるんだ〜(@@)とビックリしました。
どんな境遇にあっても、思い込めば才能はいくらでも成長するというお手本のような人生ですよね。
③自己効力感
『自己効力感』とは、『私はやれば出来る』という感覚のこと。
人間はもともと、失敗をしっかり覚えておくように脳にプログラミングされています。
これは生存本能として原始時代からDNAに刻まれたもの。
例えば、狩りのときに猛獣に襲われた経験を脳にプログラミングすることは、
キケンな場所を避け生きのびるために最重要。記憶が強烈に残るようになっています。
逆に成功したことは人間忘れがち。
放っておくと『自分は失敗ばかりする』というまちがった認識をしてしまうようになります。
ですので、
成功したことや困難を乗りこえたことを思いだす
ことはとても重要!
パラアスリートは困難を乗りこえた経験が強烈なので、自己効力感がつよい。
あなたにも、成功した経験、困難を乗りこえた経験があるはず。
小さなことでもしっかり思いだすことで、自己効力感は高まってきます!
土台となる『自己理解』が必要!
さて、力を100%発揮するための
『下方比較』
『成長思考』
『自己効力感』
について書きましたが、
その土台となるのが『自己理解』です。
つまり、今の自分の状態が本当に理解できているかどうか。
この自己理解という土台が不安定だと、
いくら下方比較や成長思考を頭で考えても、メンタルを整え行動を起こすことは難しいんです。
この場合、メンタルコーチングなどプロの力を借り自己理解という土台をつくることが必要になります。
私ジンベイも、今までたくさんの自己啓発本やセミナーでポジティブ思考を学びましたが、
自己理解ができていなかったので、いつも自己肯定感が低く、
心が不安定で行動することが出来ませんでした。
しかし、自己理解をしっかり深めたことで、少しずつ行動を積み上げていけるようになりました。
自分のことを深く理解し、
『下方比較』『成長思考』『自己効力感』
の3つの思考法で、能力を100%発揮する人生を歩んでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!